某飲料会社のサイバー攻撃から学ぶ!今すぐ実践できる10のセキュリティ対策

2025年9月、某飲料会社が大規模なサイバー攻撃を受け、国内の工場が一時的に生産停止となるなど、社会的にも大きな影響が出ました。
今回の某飲料会社の事例は大企業の被害として報道されていますが、サイバー攻撃は大企業だけを狙うものではありません。
実際には、中小企業や個人事業主、さらには一般の個人に対しても、攻撃者は手当たり次第に標的を選ぶ傾向があります。「自分の会社は小さいから大丈夫」「個人だから狙われない」と油断せず、誰もが被害者になり得るという意識を持つことが重要です。
どのような規模・業種であっても、基本的なセキュリティ対策を徹底することが、被害を未然に防ぐ第一歩となります。
日常のちょっとした油断が大きな被害につながる可能性があるため、基本的な対策をしっかりと身につけていただくことが重要です。
≪セキュリティ対策10カ条≫
1.怪しいメールやリンクは開かない
送信元や内容に不審な点があるメールは、添付ファイルやリンクを絶対に開かず、IT担当者に相談する。
2.パスワードの使い回しをやめる
サービスごとに異なる強力なパスワード(英数字・記号を組み合わせる)を設定し、定期的に変更する。
3.OSやソフトウェアは常に最新に保つ
パソコンやスマートフォン、アプリのアップデートをこまめに行い、脆弱性を放置しない。
4.重要なデータは定期的にバックアップ
外部メディアやクラウドに大切なデータを保存し、万が一の際に備える。
5.二段階認証を利用する
可能なサービスでは、パスワードに加えて認証コードや生体認証を設定する。
6.セキュリティソフトを導入・有効化する
ウイルス対策ソフトやEDRを導入し、常に最新の状態で利用する。
7.アクセス権限を最小限に管理する
必要な人だけが必要な情報にアクセスできるよう、権限設定を見直す。
8.社内外のセキュリティ教育を受ける・実施する
サイバー攻撃の手口や対策について、定期的に学ぶ・周知する。
9.不審な動きやトラブルはすぐに報告する
何か異常を感じたら、自己判断せず速やかに担当者へ連絡する。
10.インシデント対応体制を確認しておく
万が一被害に遭った場合の連絡先や対応手順を事前に把握しておく。
お客様の大切な情報を守るためにも、ぜひ今一度ご自身のセキュリティ対策を見直してみてください。
~セキュリティ対策についてのご相談は、エスアールまで~