今回のコラムではコロナ明けの求職者状況について

コロナ禍真っ只中からどのように変化したかを比較してまとめました。

 

ハローワーク豊岡の有効求人倍率について

令和5年2月の有効求人倍率は1.40倍となっており、

昨年(令和4年2月)と比較すると0.24減となっています。

 

※有効求人倍率とは

「求職者１人あたりに対して何件の求人があるか」

を示しているもので、求人数÷求職者数で求めることが出来ます。

有効求人倍率が高い＝求職者不足と捉えることができます。

 

一般的に有効求人倍率が低下しているということは、

企業にとっては求職者を集めやすい状態になっているとされています。

 

そんな状態になっていても尚、応募が来ない・・・と苦戦している企業様は今一度

求人内容についての見直しが必要なのかもしれません。

 

そこで、求人内容の見直しポイントを４つご紹介いたします。

 

求人内容見直し４ポイント

 

①ターゲットは明確に

どんな人からの応募が欲しいかを明確にした求人内容にすることは大切です。

一見“誰でもOK！”の方がハードルも下がり応募がしやすそうに思うかもしれません。

一方で“誰にも刺さらない求人”になってしまうリスクも高くなります。

 

仕事内容や勤務時間、職場の雰囲気などからターゲットとする求職者をイメージして

表現などを変えてみてください。

また、実際に自社で働いている従業員さん達からアドバイスをもらうのもいいと思います。

 

②求人期間・時期の見直し

年間の求職者の動向を踏まえて求人を開始すると効果的です。

先ほど説明した“有効求人倍率”から求職者の動きが活発になる時期を見分けます。

※一般的に5月のゴールデンウィーク明けが最も活発とされています。

また、ターゲット層によっても時期は異なるので、

ターゲットをイメージして効果的な時期に求人を行いましょう。

 

例）子育て世代の方をターゲットにして考えると2～3月は子供の進学や進級に向けた

準備等で忙しく、また4～5月は新生活に慣れるまでバタバタしていることが

想定されます。また7月下旬頃からは子供が夏休みにはいるため、忙しくなります。

したがって、子育て世代の方は5月下旬頃～7月中旬頃に求職活動が活発になると思われます。

 

③求人方法の見直し

「ハローワーク」「求人情報誌」「求人サイト」「折込チラシ」等様々な手法がありますが、

各媒体の特徴と求人予算との兼ね合いを考えながら、最適な手法を選ぶのが重要です。

 

④求人条件の緩和

「応募がない」理由の大きな要因として、競合の企業がもっと良い条件で募集していることが考えられます。

求職者は、たくさんの仕事の中から自分に合った仕事を探しています。求職者の目線で見たときに、自社の求人が魅力的かどうかを客観的に見つめなおすことが重要です。

また、競合企業と比べて「時給」は低くないか、「休暇」は少なくないか等、

競合となる企業との比較をすることも重要です。

 

と、今回は４つの見直しポイントをご紹介しましたがいかがでしたか。

実際に取り入れられそうなことがあった企業様は是非実践してみてください。

 

また、当社の人材サービスGrでは人材に関するサービスを様々展開しております。

是非、採用や求人、その他人材に関するご相談などお問合せください。

リンク：人材サービス事業